文部科学省次世代アントレプレナー育成事業 EARTH on EDGE PROGRAM
東北大学大学院工学研究科フィールドデザインセンター
PBLデザインスタジオ5 Panasonicスタジオ2
Panasonic Connections
♫みんな街中なんでもパナソニック
主催:東北大学大学院工学研究科フィールドデザインセンター、Panasonic
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PBLデザインスタジオ5 Panasonicスタジオ2受講生募集中。追加説明会9/2(月)開催。MAP
fdc_panasonic PBL Design St... by masashige.motoe on Scribd
Panasonicスタジオ2017 成果報告書公開中
2017年に行ったPanasonicとFDCによるPBLデザインスタジオ「誰のためのテクノロジー?〜なんでもつくれる[電子レンジ]でぼくらは何をつくるのか?〜」の成果をまとめた冊子です。PBLデザインスタジオの雰囲気を掴んでいただくには、こちらをご覧ください。
PBLスタジオの目的
PBLデザインスタジオとは、様々な分野から集まったメンバーのコラボレーションを通じて、社会課題の解決を目指す、プロジェクト駆動型のデザイン・ワークショップです。
その第5弾となるPanasonicスタジオ2では、
様々な商材を自社で開発・生産しているパナソニックならではのテクノロジーの広がりと、
技術的なブレイクスルーをむかえ次世代のあり方を模索している自動車との新しい関係性を構想し、
未来の生活スタイルをデザインします。
Panasonicは、家電製品に限らず、ありとあらゆるもの……と言いたくなるほど様々なものを作っている世界でも有数のメーカーです。そして、今回のスタジオで協働するオートモーティブ社は、車載インフォテインメント、車載エレクトロニクス、自動車用ミラー、車載電池をはじめとする電動化システムなどの開発・製造・販売を行う、2019年4月発足の新しいカンパニーです。
みなさんご承知の通り、自動車は今、Connected, Autonomous, Shared/Service, Electric、まとめてCASEと称されたりもする、大きな技術的転換点に差し掛かっています。そのなかで、総合テクノロジー企業であり、また良い意味で専業の自動車メーカーではない、Panasonicは、この新世代のモビリティにどのような新しい価値を提供できるのか?が、今回のスタジオのテーマです。
今回のスタジオは次のような進行で行います。
まず課題を確認するキックオフミーティングを仙台で行います。
翌日から、東京へ出かけ、Panasonicの関連施設を一気に見学。パナソニックセンター東京のビジネスフロアやワンダーライフボックス、カスタマーエクスペリエンスセンター、リビングショールーム東京など、一般公開ではない部分も含めて、開発者の方と一緒に見て回り、Panasonicという巨大企業の活動の広がりをとらえた上で、課題についてのディスカッションとアイデアづくりのワークショップを行います。この二日間を、自動車関連技術という枠にとらわれない自由な発想を展開する「ときほぐしワークショップ」と呼んでいます。もちろんここで解決策に到達できるわけもなく、アイデアの種とモヤモヤとした気持ちを抱えて仙台に戻ることになるでしょう。
なお、東京セクションに参加する学生には仙台からの旅費および宿泊費相当分を支給いたします。
ついで、ちょうど1ヶ月後、モヤモヤの中で発芽したアイデアの種を持ち寄って「ふかぼりワークショップ」を仙台で行います。 ピックアップされた商品やサービスのテクノロジーを開発する専門家を招いてのレクチャを受けて、モデルを作成しながらアイデアを展開していきます。これも二日間の集中ワークショップです。
さらにその後、「つくりこみプロセス」と称して、アイデアを確認するためのPoC(Proof of Concept)を製作していきます。どのようなアイデアが出るかわからないので、このプロセスをどのように進めるかは決まっていませんが、ふかぼりワークショップまでに生まれたアイデアを具体化していくプロセスになります。出来上がったPoCを用いて、何らかの検証テストも行い、アイデアにフィードバックするプロセスも実施します。
以上のような集中ワークショップと作り込みのプロセスを、Panasonicの開発者や様々な分野の学生メンバーと協働することを通じて、社会課題の解決を目指す、クリエイティブなデザイン能力を身につけましょう。
授業などの関係で全行程に参加できなくても大丈夫です。奮ってご応募ください。
受講条件
東北大学および EARTH on EDGE 参加大学(北海道大学/小樽商科大学/京都大学/神戸大学/宮城大学) の大学院生、学部生及び教員。
所属専攻・学科、デザイン経験は問いません。
工学研究科だけでなく、他研究科・学部学生の受講も受け付けます。
選考条件
各々の専門分野あるいは専門とする予定の分野について一定水準以上の理解・関心を有し、それをベースに多角的な議論への参加の意欲を有するもの。
専門分野がまだ決まらない低学年の学生でも参加できます。
担当教員
スタジオマスター
本江正茂
(FDCセンター長/工学研究科都市・建築学専攻准教授/設計・デザインプロセス)
スタジオマネージャー
山田哲也
(合同会社プロジェクトノード/デザインコンサルティング、設計・デザインプロセス)
日程
- 2019/9/9(月)キックオフ@FDC
- スタジオ概要説明
- 2019/9/10(火),11(水)ときほぐしワークショップ@パナソニックセンター東京ほか
- パナソニック担当者による商品紹介
- ブレインストーミング
- 発表・絞り込み
- 課題の再定義
- 2019/10/10(木),11(金)ふかぼりワークショップ@FDC
- パナソニックの専門家によるレクチャー
- 中間発表 / ダーティモデルを作って改良作業
- 関係者一同とゲストクリティークを招いて発表会、打ち上げ
- 2019/10/31(木)18:30- つくりこみ1@FDC
- コンセプトを示すPoc(Proof of Concept)の作成
- 2019/11/18(月)18:30- つくりこみ2@FDC
- 検証テスト実施
東京への出張費全額支給。
*(最終発表後にも成果報告書の作成のための活動が発生する。)
ワークプレイス
東北大学大学院工学研究科フィールドデザインセンター
980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-06 教育研究基盤支援棟 2F
- Wi-fi
- 24時間の入退室可。
- 共用PC、プリンタ、電子レンジ完備
応募方法
下記Google Form より必要事項を送信ください。
応募〆切 2019/10/8(火)まで
- 氏名
- 所属研究科(学部)/専攻/研究室/学年
- 連絡のつくメールアドレス、電話番号
- 自身の専門を踏まえた参加への抱負 400字以上
送付先 https://forms.gle/2rW1uLPCdZeCFQJ47
応募/お問い合わせ
東北大学大学院工学研究科フィールドデザインセンター
info[@]fdc.eng.tohoku.ac.jp
022-795-5028
文部科学省次世代アントレプレナー育成事業EDGE-NEXTプログラム/EARTH on EDGE
FDC主催PBLデザインスタジオは文部科学省次世代アントレプレナー育成事業EDGE-NEXTプログラム/EARTH on EDGEの一環として実施いたします。